HAL®医療用単関節タイプ導入




HAL®は腕や脚の関節に対応し集中的なトレーニングをサポートする装着型サイボーグです。身体を動かすときに発生する、脳から筋肉へ送られる信号(生体電位信号)を読み取り、小型パワーユニットが作動することで、装着者の運動をサポートします。装着者の思いに応じたアシストを行うことで、「自分で動かせる」という感覚が得られます。患者様の身体状態に合わせて臥位、座位、立位など様々な姿勢でのリハビリテーションが可能なほか、コンパクトな設計で持ち運びも容易であるため、リハビリ室のみならず病棟ベッドサイド、急性期にはICU、SCUなど幅広い環境で訓練を行うことが出来ます。
対象疾患
- 脳卒中による麻痺
- 脊髄損傷や頸椎損傷による麻痺
- 骨折や怪我、加齢による上下肢の筋力低下
- パーキンソン病
- 変形性膝関節症
対象の方
- 立ち座りや歩行に不自由を感じる方
- 上下肢の筋力低下、麻痺がある方
対象外の方
- ペースメーカー装着者
- 妊娠中の方
- 高次脳機能障害の方(全般性注意障害、うつ状態や多幸状態、情動失禁)
- 認知症、感覚障害が重篤な方
- 重度の意識障害の方(JCSⅡ-20よりも重度の場合)
使用方法
- 座位での上下肢の屈曲伸展訓練
- 立ち座り訓練
- 立位でのバランス訓練